片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

ダイバ・ダッタの魂宿し♬

10月の坐禅に行った。

朝6時から3炷(さんちゅう・3回)全て行ったあと般若心経を皆で唱える。最後の方で阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼうだい)というくだりがある。なぜかここで一気に元気と自信が湧いてくる。とてもなじみ深い一節なのだから。

このくだりを知って、うん、ワカルワカルと言ってくれる人はきっと同世代かクラッシック戦隊物ヒーローオタクだろう。レインボーマン。インドの山奥で、修行をして~♪というイントロで始まるテーマ曲。もしかしたらちびまる子ちゃんで紹介しそうな感じのTV番組。

ストーリーは悪との闘いで細かい流れは覚えていないけれど、悪の主人公は死ね死ね団という無茶ベタな設定で、死ね死ね団のテーマ曲も今だったら放送禁止用語がこれでもかと言うくらいのてんこ盛りだった。悪くて汚い言葉が大好きな子供たちにはすぐに覚えられてよく歌っていたものだ。

今から考えれば、主人公のレインボーマンはなんとインドまで行ってヨガの修行をして日本に戻ったヨガの達人だったのだ。そのころヨガなどの認知度は低かったし、そういうバックグラウンドは視聴者はどうでもよかったのかもしれない。そのレインボーマンが変身するとき唱える言葉・アノクタラサンミャクサンボウダイ!なのだ。私もこの一節だけは三つ子の魂100までとなった。

アノクタラサンミャクサンボウダイだけ暗唱できるって?般若心経を暗唱できるくらいでないと恥ずかしい。。。ピウプより。