片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

生活の場所がポートフォリオ

友達の家には外で会う友達とはまた違った内面が見られる。

本棚の本や、独自のコレクションや散らかり具合、もしくは整理整頓具合。生活のパターンの性格。過去の写真や経歴が見る履歴書のようだ。友達によっては家に来られるのは嫌という人もいる。その気持ちもよく分かる。わたしも家に来たらガッカリされちゃうんじゃないかな、なんて心配に思う質なので。でも遊びにきて~と気楽な感じで誘ってくれるのはとても嬉しい。もっと仲良くなれるような嬉しさ。

他人の家にお邪魔するのは楽しいし、面白いし、言葉なしにその人のひととなりが伝わってくる。家ついていっていいですか?というTV東京の番組が私は好きだ。ついてきていいよ、という人は大体面白い、いや大変なエピソードを持っていてそれでもそれをお話ししてくれて人生の物語を分けてくれる。どっこいこんなに逞しく生きているんだよ、どうだい?みたいな強さがある。明日だって何があるか分からないけどまだ物語の続きはあるのでお楽しみに生きていこう!みたいな。

大人になってくると子供の時のように、なんでも正直に無邪気に尋ねてはいけないことが礼儀のようになってきて、深い過去の事情を詮索したりはしない。仲良くなるには躊躇せず聞いてほしい事もあるんじゃないかな。ピウプより。