片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

韓国ドラマのライブ感

今や国際的に席捲している韓国ドラマ。ドラマ作りの発想が鮮烈だ。

日本のドラマは日常生活の静かでささやかな表現のリアリティーなので派手なエンタメにしてしまうとケレンミが強すぎて陳腐化するか、コメディーか、になってしまう。

韓国社会は貧富の差、学歴の差、男女の差が激しく厳しいからリアリティーなのだろう。ドラマの中にもこれらのコントラストが必ず織り込まれている。そして不慮の事故、記憶喪失、不治の病が突拍子もなく起こる。案外いい加減で適当な脚本だ。制作者が視聴率を見ながらドラマをもっと続けるか、切り上げるのかを決めている節がある。

今まで何度尻切れトンボのドラマを見たことか。もしくはなかなか物語が進まなくて主人公の目的や方向性が一体どこへいってしまったのかよく分からなくなったり。そんなところも韓国ドラマの面白いところ。そのその場の即興っぽいハラハラ感が魅力なのかも。

ツタヤがどんどん縮小してしまい古い韓ドラが見れなくなってしまい残念だ。今はネットフリックスに頼るばかり。昔のドラマは脇役も魅力的でそのわき役が好きで見るようなドラマもあったのに。良い脇役の役者が韓国ドラマの世界観を広げてくれる。

私の好きなクラッシック・韓ドラ。英雄時代 魔王 オールイン グッキ チャングム がんばれグムスン とにかく長い。長すぎる。一体いつ終わるのかわからないドラマ。面白かったけれどまた一から見る気力も体力もない。

ピウプより。