昨今のお年寄りが買いたくなるもの、売れるものは何か?
先日とげぬき地蔵尊の縁日の日、巣鴨商店街を歩きながら観察しながら考えた。
赤い下着の人気はまだ途絶えないようだ。赤い下着は習慣のようなものなのかもしれない。
赤いズロース、赤いシミーズ、赤いブラジャー肌着屋さんの前面大大的に沢山の赤い下着が売り出されている。
そういえば明治生まれだった私のおばあゃんはほぼ毎日着物で過ごし、腰巻はいつも真っ赤、緋色だったっけ。
何かジンクスのようなものがあるのだろう。コロナ時代なのでなおさら赤い下着の需要が高まったのかもしれない。
お漬物もおばあちゃん達が好むもの。田舎漬け、地方色のある古漬けのようなものに人気がある。
昔、ショッパイお漬物でご飯を食べた愛着となつかしさを買うのだ。
どんなに塩分濃度強めで体に悪くても食べたくなってしまうらしい。
お洋服もよく売れている。呉服店という着物とお洋服のフュージョンのお店。柄は派手ではなく枯れたパステルカラースカートよりズボン、ゴムウエストのが好まれる。価格帯は2000円前後。年金から捻出するにはほどほどの価格で。
これが関西ならアニマル柄もっと鮮明な色で派手目のデザインになるだろう。
なるほど巣鴨の品ぞろえはご高齢のお客様はわざわざ来るだけのことはある。テレビコマーシャルの高齢者向けグッズはこういうものは無いからね、
同じ時代を過ごした人たちが集まる場所が落ち着くのね。
私もどんどん私のおばあちゃんの年齢に近づいていく。もし、今おばあちゃんに会えたら巣鴨に連れていきたいな。おばあちゃんにプレゼントしたい物がたくさんある。
ピウプより。