片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

落ち込んでいる日には。

落ち込んでいる日は、落ち込むことに専念してどっぷりと

どん底まで落ち込んでみる。落ち込むことに前向き(?)か

斜め下向きにしてみる。どこまで落ち込むことができるだろうか。

 

無理して上向きになる必要はないし、暗い自分でいいじゃない。

暗い自分を包み隠さず、正直に堂々と今日は落ち込んでます、話しかけるのを

ご遠慮ください、と言うか札を下げておこう。

 

吹雪のなかでやっと見つけたほっ建て小屋で身を縮めて一夜を過ごす

ような自分のイメージ。雪女に会えそうな場所。

きっと次の日は眩しいほどの太陽が私を照らすだろう。

もしかしたら明後日かもしれないが、いつか必ず。

 

それまでは冬眠動物のように、ゆっくりと静かに退屈に、できれば

放心で全てを緩ませて過ごそう。

だらしなくていいじゃない。人っ子一人いない、暗いころがいいね。。

 

そのうち春がやってきて、何かモゾモゾと自分の中の謎虫が動き始めて

じっとして居られなくなる。

そうしたらそろそろ一歩二歩、赤ちゃんになったつもりでよろよろと

おっかなびっくり外に出てみよう。

 

待ってる。リスの冬眠から覚めるのを。

よろよろっとしながら出てきたらだいぶ充電できてるんじゃないかな。ピウプより。