片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

空腹が満たしてくれる美味しさ。

昨日いつも美味しくいただく飲食店で夕飯をとった。

あれ?ちょっといつものと違うぞ。。

この2年のコロナの影響によるダメージと

戦争による食材価格の高騰で

価格の値上げをするのか、

食材を切り詰めるのか、

経営者の苦悩が見えてきた。

 

でもどちらかに決めるとしたら、

値上げをしても、美味しさは確保してほしい。

美味しくなければお店にいかなくなる。

そもそもの外食の価格が低いことが問題だったのかもしれない。

 

アメリカに暮らす友人は外食をするという事は特別出費の覚悟を持って、

気軽な気持ちで行くようなものではないと言う。

アメリカの大戸屋は20ドル(約2500円+TAX+チップ)が基本メニューという。

アジア圏では定食的な毎日でも利用できるような種類のお店があるので、

生活文化が違うところもあるけれど。

 

それでも日本はこの30年も価格がほぼほぼ上がらずなのは、

食材がブラックなのか、

労働環境がブラックなのか、

もしくは両方ブラック、

ということだろう。

 

あまりの安さに慣れてしまうと

健康を害するか

知らぬうち労働者から搾取する一味に手助けをしているか

ということもなってしまう。

 

そんなこと考えると外食もしたくなくなる。

お腹を思い切り減らして食べるものは美味しい。

美味しく、美しく、楽しく、共存、共栄の心をもって

今日も有り難くお食事を頂く。

 

 

あなたは美味しくて体に良くて、目新しい食材を使って

ごちそうしてくれたね。

小林カツ代さんのレシピ本を持っていて、

随分古風・庶民的で以外と感じたのを覚えている。

でもあなたが言うには、

この人、美味しそうな名前でしょ?ってさ。

ピウプより。