人間の体って知らないうちに重力で縮んでいくのね。
母は75歳ぐらいからどんどん小さくなって晩年の80代は
140センチ位になってしまった。
60代ぐらいのときは153センチぐらいはあったように覚えている。
最後は骨粗しょう症で圧迫骨折もやってしまったのでますます
縮んでしまう訳で。
私の通うピラティスでは背骨に意識を高めることそして
背骨の一コツ一コツを伸ばして稼働させることを
毎回毎回言葉で教えてもらう。
背骨って言われても、感覚として感知できるまで訓練がいる。
脳が神経伝達で背骨よ、動けと言ってもなかなか背骨は
言うことを聞かない。
それでも草間大作のように命令し続ける。動けと。
そして伸びた背骨を形状記憶化させていく。
もしかしたらやっと少し背骨が伸びてきたかもしれない。
あばら骨と骨盤の間の脇腹が伸びたよ、と教えてくれたから。
ということは胴が長くなったってこと?
自分の体の違いを自分で知るためにはよくよく観察と内観して
目視確認しなければ違いは解からない。
老化というのは何かが突然起こる現象ではなく、今現在の
自分に少しづつ老化が慣れて馴染んでしまうもののようだ。
恐ろしきステルス老化現象。
体が機能的に効率よく動くことができれば、歩きやすく、走りやすく、
疲れにくく動くことができる。
スポーツではなく普通の生活レベルの動きも訓練鍛錬が必要なのね。
自分の体を居心地良くするのは自分の管理次第。
あなたも体作りしているかしら?
結構虚弱そうにみえてタフだったよ。
でも無理は後々響くから余裕をもって行動しようね。
ジャイアントロボ最終回は悲しかったよ。 ピウブより。