片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

素描のようなお手紙

もうすぐ誕生日。

あまり自分の記念日も他者の記念日もお祝いしたりされたりしたくない。

毎年のアニバーサリーだのに飽き飽きしてしまった。

クリスマス、お正月もハロウィン、バレンタイン、ホワイトデイやら

何やらかにやら、結婚記念日、母の日も敬老の日やらひな祭りに

こどもの日、成熟した大人のためとは思えないよね。

ましてや高齢化社会の昨今一年中お祝いだらけなのは経済業界による

洗脳なんだって? つくづくそう思うね。

もう私は誰かに感謝したかったり、喜びあいたい記念日は自分で

決めることにした。

誕生日やらアニバーサリーやら特別な日は皆がこぞってお祝いして

くれるようなラッシュアワーはつまらない。

静かに特別でユニークなお祝いをしたい。

どうしたらあなたが喜ぶかなって、考えてるけど何か一緒にできること

例えば旅行とか、何かを作るプロジェクトとか、人形劇とか。

とにかく感動できることがいいな。

今のところはこうやってあなた宛ての手紙を書いている。

言葉に対するセンスはあなたのほうがグーンと上なので

あなたからの手紙のほうがずーっと感動的なのだけど、

私だってまだ成長できるようコツコツ頑張って書くんだ。

言葉のデッサンで何度も線を引きながら近いラインはどこかな

って探りながら、ラフな感じで。

どうかこのあたり決まってるっていう一行がありますように。

また書くね。 ピウプより